川島 佑果子
2017年入社 支援員(作業科チーフ) 千葉大学 教育学部 生涯教育課程
子どもに関わる仕事がしたいと思っていた私は、大学受験の際に教育学部を選びました。
障害福祉との出会いは、教員免許取得のための実習がきっかけでした。
人が支え合う仕事、人と真正面から向き合う仕事への魅力を感じた私は、障害福祉の道を選び、社会福祉法人を中心に就職活動を始めました。
いくつかの法人の施設を見学しましたが、施設を利用される方の生き生きとした姿、職員の明るい挨拶、見学を担当してくださった職員の臨機応変な対応や、施設のありのままを見せてくれる寛大さに、他施設と違う魅力を感じました。
また、人との交流が好きな自分にとって、バレー部や野球部をはじめとする様々な活動があることに惹かれました。
職員同士の交流の中で、楽しみを見つけながら仕事ができるところも魅力のひとつです。
障害者支援の仕事は、人の「可能性」を見出し、広げていく仕事です。
誰かのサポートが必要な障害者の方は、自ら経験する機会を得ることが難しいという現実があります。
しかし、誰かが手を差し伸べ、「体験」や「感動」を提供することで、障害を持つ方の新たな世界を広げていくことが出来るかもしれません。
私たち支援者は、そのために何ができるか模索し続け、日々の支援にあたります。
そして、それが自分自身の成長と、社会の発展に繋がっていくと、私は信じています。
障害者が生きやすい社会を作るということは、すべての人にとって生きやすい社会になります。
障害者のニーズを聞いていくことは、社会の発展に繋がるはずです。
福祉業界はまだまだ発展途上です。
完成型が見えないからこそ、様々な視点を取り入れ、挑戦し続けることが出来る面白さがあります。
福祉職に就く人に多い傾向ではありますが、人の役に立ちたいという「他者貢献」の思いを強く持つ人がたくさんいる職場です。
思いやりに溢れた人たちとの関りは、日々の仕事や生活における充実感をもたらしてくれます。
また、福祉人としてではなく、社会人として成長できる職場です。
自分が成長したいと望むのであれば、年齢に限らず成長できる環境を与えてくれます。
現状維持ではなく、現状に問いかけ、自ら学び、考え続けていくことが、社会人として大切なことだと思います。
失敗しても、失敗から学び、また挑戦することを促してくれる環境は、可能性を広げる後押しになります。
日々、何らかの変化を求められる職場です。
自分の働きかけで新しいものを創造することを魅力的に思う人にとっては、面白さを感じられることかと思います。
誰かと何かを創り上げ、成し遂げた時の達成感や感動を味わうことができる職場です。