一般財団法人日本老人福祉財団 京都〈ゆうゆうの里〉

ここに来てよかったと思ってもらうために。

澤田 杏子

2016年入社  介護職員 ケアサービス課 4Fフロアリーダー  龍谷大学  文学部 臨床心理学科

Q入社のきっかけは

就職活動を始めた時、何をしたいかが決まっておらず、いろいろな業種を見ていました。
介護については何の知識もなく、なんとなく”大変そうな仕事”というイメージを持っているくらいでした。
そんななか、京都〈ゆうゆうの里〉からインターンシップのお誘いを受け、実際に施設を見る機会に恵まれました。
介護といっても、いろいろなお手伝いの仕方があって、直接介護だけではなく、「お元気な状態の時から関われる」という〈ゆうゆうの里〉特有の環境に興味が湧き、介護という仕事自体もそうですが、ここで働いてみたいなあと思い、入社しました。



Q今取り組んでいる仕事は?

現在は、介護職員として8号棟4Fフロアで働いています。
排泄・入浴・食事の介助という基本的な介助から、病院の付き添い業務、生活の中での雑多な援助も行っています。
5年目になり、介護の業務だけではなく業務の調整をして、職員のその日の動きを決める日報を作成したり、ご入居者それぞれの要望に合わせて作成されたケアプランに沿ってできる援助は何かを多職種で検討して日常の支援に取り入れたりと、どちらかというと体を動かす仕事だけでなく、考える仕事が増えました。
そのような仕事に関わるようになったことでより一層、自分の仕事がご入居者の生きがいや、生活の中での楽しさや嬉しさに繋ったら、という想いが強くなったように感じています。



Q一般財団法人日本老人福祉財団 京都〈ゆうゆうの里〉のおすすめポイントは?

おそらく「有料老人ホーム」といわれて想像する施設とは、少し違った形の施設を運営している法人なのかなと思います。
入居後、特に支援を受けず、お元気な状態で活動的に過ごされている時から、最期の時までお手伝いができるというこの環境は、なかなか他では見られません。職員の仕事も、その分本当に多種多様です。その多様さが、働く上でも大きな魅力なのかなと感じています。
また、就職するにあたって、月10日休みがあることも決め手のひとつでした。
介護の勉強や経験なしで、入社して介護職員になった際にも、内部研修はもちろん、介護初任者研修・介護実務者研修も受けることができるため、未経験で入った身でも、そのように勉強の機会があるということはとても心強かったです。



Q働いている場所で好きな場所は?

今働いている京都〈ゆうゆうの里〉では、「あずまや」という建物があるのですが、その前には梅の花もあれば紅葉もあり、反対側の通路には枝垂れ桜もあってそれぞれの季節で楽しめます。業務で通ったり、入居者と散歩をするたびに、素敵な場所だなあと思っています。