一般財団法人日本老人福祉財団 京都〈ゆうゆうの里〉

育児中ですが配慮して頂き、働きやすい職場です。

小松 敦子

2006年入社  生活相談員  京都西山短期大学 仏教科福祉コース

Q入社のきっかけは

幼少期に祖母が認知症になり、身近に祖母の変化を感じるとともに福祉の分野に関心を持つ様になりました。
病院や色々な方にお世話になった経験から介護士を志し、短大で福祉を学びました。2回生の夏休みに〈京都ゆうゆうの里〉生活サービス課のアルバイトの求人募集があり、採用していただきました。卒業までの9か月間、和気あいあいとした雰囲気の職場で楽しく勤務させていただきました。教科書では学べない介護現場での実地経験は、私の介護職人生においてかけがえのないものとなりました。
卒業後に就職した社会福祉法人では、〈京都ゆうゆうの里〉に勤務した経験を基に、デイサービスセンターや介護老人保健施設で5年間勤務しました。転職を考えた時期に、〈京都ゆうゆうの里〉の求人募集を見つけました。ご縁があって再就職をし、生活サービス課で契約職員として14年間勤務しました。今年度の正職員登用試験を受験し、現在は正職員1年目です。



Q今取り組んでいる仕事は?

令和2年4月、配置転換によりケアサービス課へ異動、生活相談員として従事しております。
具体的な業務内容は、各種相談対応、入居者情報の収集、苦情・要望への対応、ご入居者の権利擁護、入居前相談、身元引受人・成年後見人への対応、逝去時(後)の対応、外部の諸機関との連絡調整等です。
ご入居者にお会いした際には「お困り事はございませんか?」と声を掛けます。「ちょっと聞いてくれる?」「困っている事はいっぱいあるよ」と返事される方が多いです。
初期対応で解決する場合もあれば、多職種が連携して解決策を検討し提案する場合もあります。司法書士や税理士等各種専門家の紹介をしたり、成年後見人制度の申請手続きや公正証書遺言作成希望のご相談を受ける事もあります。
満足していただけた際は、「解決して良かった」と想いを共感する事ができます。
解決策実施後のフォローや、課題検討も重要な取り組みだと考えています。



Q一般財団法人日本老人福祉財団 京都〈ゆうゆうの里〉のおすすめポイントは?

新入職員接遇マナースタート研修や、入職3か月目のフォローアップ研修で、接遇マナー行動基準を学び、信頼される職員になるための取り組みがあります。
京都の施設では、入居者の名前と顔を覚える取り組みとして名前を呼んで挨拶する事を実践しています。入居者から「入居間もないのに名前を覚えてくれていてびっくりした。嬉しい。安心。」との声をいただいています。「〈ゆうゆうの里〉に入居して良かった。」と感じていただけるような温かいコミュニティを目指しています。
また、職員への支援体制も充実しており結婚や出産、育児等それぞれの過程で業務に配慮いただき、〈ゆうゆうの里〉で働けて良かったと日々実感しています。