木村 真知子
2010年入社 計画作成担当者(ケアマネジャー) 龍谷大学 社会学部 地域福祉学科
大学では地域福祉学科で福祉全般を学びました。
当時は真面目な学生ではありませんでしたが、実習に行った際に、実際に働いている人、利用している高齢者と関わり、介護の仕事の楽しさを知りました。
数多くある高齢者施設から京都〈ゆうゆうの里〉を選んだきっかけは、「私にとって、あなたはとても大切な人です」というケアスピリットに強く惹かれたからです。
ご入居者を大切に想うことはもちろんですが、このケアスピリットの「あなた」は入居者だけでなく職員も同様ですと、会社説明会で聞いた時に、自分も大切にしてもらえるという安心感が根底にあれば、働くモチベーションや意欲に繋がると感じました。
また、福利厚生が豊かな点も入社したいと思ったきっかけの一つです。
現在は、ケアマネジャーをしています。
ご入居者本人・ご家族の意向をもとに、その方の望む生活に向けて、介護保険サービス利用の調整をしています。介護保険の申請に関わる業務、ケアプラン作成、入退院の調整、介護報酬請求業務などが主な内容です。
ケアマネージャーは2年目ですが、それまでの約7年の介護職員としての経験と、コミュニティサービスという部署での自立期のご入居者との関わりを基盤に、一人一人の特性やこれまでの人生を知り、その方が望む、その方に合った支援を提供することを心掛けています。
ケアマネージャーとしてのこの2年はとても濃い、あっという間の2年間でした。中でも、人生の最期である「看取り」の経験は、どの事例も沢山悩みながら進めてきたため、強く心に残っています。
悩むことも多いですが、同じケアマネジャーの仲間や専門職との連携の中で、同じチームとして仕事をしています。
当施設は、元気な時に入居をしていただくため、介護が必要になった時、認知症などの疾病で判断能力がなくなった時、その方の性格や特性を知っている上で支援できることが強みです。
そのため、ご入居者一人一人との関わりが深く、大切な人を思う気持ちで介護をしている職員ばかりです。
自立期から看取り期までの長いスパンで関わることが出来ることが当施設の魅力です。