学生時代は卓球をやっていました。
卓球を通じて視覚障害の方、聴覚障害の方、知的障害の方と出会い関わる機会がありました。健常者のように言葉だけでのコミュニケーションは出来ませんでしたが、チームとして仲良く楽しく過ごすことが出来ました。
将来のことを考えた時、障害のある方のサポートをしたいと思い、障害福祉の道を志しました。
海風会を選んだのは、高校生の時のボランティア活動、専門学生の時の福祉施設での実習先だったことが大きな理由です。何も分からず困っている私に、丁寧に指導してくださったことが印象に残りました。実習をしていくなかで、利用者さんとスタッフのコミュニケーションを見て憧れ、一緒に働いてみたいと思い入社しました。

生活介護で支援員を行っています。
歩行・ストレッチ・指先の運動等が主な支援内容です。
ただ行うのではなく、日常にある様々な動きを参考にしたり、利用者の好きなものを見つけて取り入れたりして、楽しくADLの向上を目指しています。
活動内容を気に入っていただけないものもあれば、とても気に入り喜んでくださることもあります。
利用者さんが気に入ってくれた時の喜びは、何にも代えられません。

市内に事業所が５つある大きな事業所です。
スタッフの年齢層は幅広く、たくさんの人と出会うことができます。
人生の先輩でもあるスタッフから、的確なアドバイスを頂けるので、自分だけでは気付くことができないような物事の見方が出来るようになり、視野が広がります。
また、落ち込むことがあったとしても、「大丈夫。そんな日もあるよ！一緒に考えよう」と励まし、背中を押してくれる仲間がいます。そんな仲間と一緒に考え、意見を交換し、支援を行えることが海風会の強みだと思います。支援員としてだけではなく、人として成長できる職場だと思います。
また、日々の生活の中から小さな幸せ、小さな笑いをみつけることが得意な職場です。大変な１日だったとしても、仕事が終わる頃には「今日も楽しい１日だったね！ありがとう！」と笑いあえることが、次の日の自分の活力になっています。

新卒で入社してから、８年が経とうとしています。
この８年で入所施設、通所施設、グループホーム等、色々な場所で経験をさせていただきました。場所ごとに特色があり、学び成長することが出来ます。
また、利用者さんの「やりたい！」を一緒に叶えられることがやりがいとなっています。やりたいことを叶えるには、しっかりとした準備・計画が必要です。一人では難しいことも、周囲の協力を得て目標に向かい皆で協力できるそんな環境だからこそ、楽しく仕事が続けられているように思います。
海風会で経験していることは、私の人生の糧になっていると実感が出来る、そんな職場です。