Y.M
2004年入社 施設課長 佛教大学 社会福祉学部 社会福祉学科
大学で社会福祉士になるために勉強しました。就職時に新しい施設のオープンスタッフを募集していた成光苑を見つけました。話しを聞いたところ、施設長の「新しいスタッフで新しいことにチャレンジする」という意気込みに惹かれ、就職を決めました。新卒でお世話になった当時の施設長は15年以上たった今でも私のことを気にかけてくれています。
特別養護老人ホームのケアマネジャーをしています。サービス担当者会議を開催し、ケアプランを作る。家族や利用者の相談を受ける。ことがメインの仕事ではありますが、特別養護老人ホームは医療・介護・栄養管理・機能訓練など利用者の生活を支えるために大勢の専門職が仕事をしています。それぞれの専門職が力を発揮し、ワンチームとなることを意識し、まとめ役となれるよう努力しています。
社会福祉士、介護福祉士を目指す学生さんの実習指導もさせていただいています。「桜苑で実習してよかった」と思ってもらえるようプログラムを組み、介護職員と相談しながら実習指導を進めています。
実習指導から大学授業のゲストスピーカーに呼んでいただける機会も増え、福祉の仕事の魅力を発信できるよう奮闘しています。
研修制度ナンバーワン!です。私は介護技術をほぼ知らないまま介護職員として就職しました。介護技術はもちろん、医療の知識なども成光苑でほとんどを教えてもらいました。先輩スタッフにはもちろん教えていただきましたが、上司や他部署の上司までが講師となり、時間をとって研修を開催してくれたり、相談にのってくれました。外部講師から教えていただける研修プログラムもたくさんあり、社会人として成長させてもらいました。就職後に介護福祉士、介護支援専門員の資格が取れたのも法人のサポートのおかげです。結婚後、産休、育休もスムーズに取れ、復帰後のサポートも手厚いです。職場に迷惑かけているなと思うこともありましたが、上司が「子育てと仕事と両方してすごいなといつも思っているよ」と声をかけてくださり、心が軽くなりました。上司にも恵まれています。
施設にご夫婦で入所しておられ、先に奥様が亡くなりました。残されたご主人の第一声が「Mお姉さんおるか」と私のことを呼び、「ここにいますよ」というと「ああ、よかった。後、頼むね」とおっしゃいました。奥様を亡くされ喪失感いっぱいの時に私を探して、いてくれてよかったと言われたことで私も胸がいっぱいになり、一生懸命仕事をしてきて、頼られる存在になれたと実感でき心に残っている出来事です。また、実習生の指導もしていて、実習で関わった学生が「実習が良かったので、ここで働きます」と実際に就職してくれることが増えています。何よりの喜びです。