M.K
2018年入社 生活援助員(介護職) 神戸女子大学 健康福祉学部 社会福祉学科 介護コース
大学では、様々な施設で実習を行ってきました。実習をする中で、この仕事の素晴らしさややりがいを実感することができ、介護職員として仕事をしたいと思うようになりました。しかし自分の中で施設で介護職員として、働くことにマイナスなイメージがあり躊躇していました。しかし、きらくえんで実習を行った友人の話や授業できらくえんの取り組みを紹介しているビデオを見て、法人理念であるノーマライゼーションや取り組みに強く感銘を受けたことを思い出し、施設見学に行かせていただきました。施設見学する中で施設の内装、そこで暮らしている入居者のみなさんの表情、職員の雰囲気がとても良く私もここで働きたいと思いました。
私は援助員として特養で働いています。
ノーマライゼーションという理念のもと、根拠に基づいたケアを実践しています。理念を具体化するための方針は「人権を守る」「民主的運営」です。
日々のケアでは、尊厳を守るという取り組みの一つとして、言葉遣いや相手の目線に合わせて話すということを意識して、同性介助や1対1でのケアを行い、プライバシーの保護、羞恥心への配慮等を行っています。
今までその人が暮らしてきた生活をきらくえんでも継続して行えるような取り組みとして、私のフロアでは競馬がお好きだったご入居者と競馬場に行ったり、お買い物に施設のバスに乗って、スーパーに行って、洋服やお菓子など自分の好きなものを買ってもらいました。また季節に合わせて、紅葉や花見をしに近くの公園に行ったりしています。
現在はコロナ禍でなかなか外出はできませんが、施設の中で出来る手芸や園芸などのレクリエーションを行っています。
入職してからまず1週間研修があり、介護に必要な知識や福祉用具の使い方など様々な知識を学べて、介護を専攻していなかった方でも安心して働くことができます。入職してから半年、1年、2年、3年というスパンで研修があるので、知識を深めることが出来ます。そして、研修ではグループワークがあるので、他施設の同期達とも話せるいい機会になっています。
フロアで働き始めてからも、プリセプター制度を取り入れているので、年の近い先輩がプリセプターになり、ケアはもちろんわからない事や悩み事を相談できるので、1人で抱え込まずに仕事ができます。