中原 純平
2003年入社 ケアセンター統括所長 関西学院大学 社会学部 社会福祉学科
「いつまでも学び成長できる」
大学での学びやソーシャルワーク実習を通じて、私は社会福祉士として働きたいと考えました。
聖隷福祉事業団であれば、地域を問わず・分野を問わず社会福祉士として働くことができると思い志望しました。入職してから現在までのところは、宝塚地区で高齢者に対しての支援を続けていますが、私には病院や障害分野でのソーシャルワークも実践したいという思いがあります。また、地域が変われば相談の内容も変わります。
私たちの頃にはおそらく定年65歳。まだあと25年あります。働くからには漫然とではなく、色々なことを学び成長したいと考えます。聖隷福祉事業団ではそれができます。入職して間違いなかったと感じています。
「何事も丁寧に」
地域包括支援センターで様々な相談を受けています。地域包括支援センターがご自身の生活について初めて相談をする場所になる方も多いので、丁寧に受け止めることを大事にしています。「今後も相談したいことがあればここに電話したらいいんだ」と思っていただけることが大事だと考えています。
相談の内容は多岐に渡ります。地域包括支援センターだけで解決できる困り事ばかりではありません。関係機関とチームを作って解決に当たります。一つ一つの支援の積み重ねが自分だけでなく地域包括支援センターとしてのネットワークになっていきますので、関係機関とも丁寧に接することが大事だと考えています。
私たちの仕事は、民生委員や自治会、地域の方ともたくさん出会います。その中で私たちは、「何か困り事があれば包括にご連絡ください」と伝えています。住民同士の会話の中で「そういうことは包括に相談したらいいのよ、ちゃんとしてくれるから」とか、初めてのご相談の方が「包括に相談したら聞いてくれるよと聞いて連絡しました」という言葉を聞くと、相談機関としての周知だけでなく、信頼できる機関として周知されていることが実感できて嬉しいと感じます。
「しなければならないこと」に追われる仕事は楽しくありません。「やりたいこと」もできてこそ続けることができると思います。なんとなくでも、今後「やってみたいこと」「やりたいこと」を見つけて下さい。それを実践するために今持っている力、身に付けたい力を明確にして、それらが実践できる・身に付けられる場所かどうかという視点で会社を見てはどうでしょうか。会社の事業として今はないけど「おもしろそうだね」「是非やってみて」と言ってくれるところであれば、自分自身も会社も成長できると思います。
自分自身が就職活動した頃はそこまで考えられてなかったとは思いますが、何か「想い」がある方の方が魅力的だし、キラキラして見えると思います。