社会福祉法人柚の木福祉会

「手伝いがしたい」から自分のやりがいのある仕事に

和田 朝花

2020年入社  保育士  福岡女学院大学  人間関係学部子ども発達学科

Q入社のきっかけは

職業を決める時、保育園、幼稚園での実習の経験から、生きづらさを持っている子どもの手伝いがしたいと思うようになりました。そんな中、福祉の職業説明会に行き、柚の木福祉会に児童部があることを知りました。柚の木福祉会といえば、「ふれあいの部屋」があります。私は志免南小学校の卒業生で、「ふれあいの部屋」に休み時間に通っていた一人でした。「ふれあいの部屋」にいらっしゃった方は、丁寧に紙すきを教えてくれたり、フェスティバルで一緒に歌ってくれたり、楽しい時間を一緒に過ごしていただきましたが、日常に障がいを持っている方でもありました。私は、障がいのある方というより「この人は、こんな人」と、個性として捉えていたように感じます。そんな昔から親しみのあった柚の木福祉会に入職したいと思うようになりました。



Q今取り組んでいる仕事は?

私は集団療育の保育士をしています。主に年少クラスを担当し、それぞれのお子さんに合わせて課題を設定して、楽しさの中で「できた」を増やしていきたいと思いながら、日々療育を行っています。入職してすぐは、療育とは何なのか、自分にどんな支援ができるのか、親子通園ということで療育の中ででどんな言葉をかけたら良いのか、などなど悩むことも多くありました。今でも「失敗した!」と落ち込むことはありますが、今できる自分の100%をおこない、次につなげることを大事に、日々成長しています。そしてなにより子どもたちの「できた!」に立ち合うことができる療育に、こちらまで嬉しくなり、一緒に喜びを分かち合うことにやりがいを感じています。



Q社会福祉法人柚の木福祉会のおすすめポイントは?

乳幼児発達支援「Powerful Kids」では、未就学のお子さんの「できた!」を増やすために、それぞれの苦手とする課題に合わせた療育を組み立て、家庭と「Powerful Kids」で少しずつ「できた!」を積み重ねていきます。「Powerful Kids」では、お子さんをお預かりするのではなく、あえて親子通園をおこなっています。愛情に包まれ、安心できる場所である家庭の中で、お子さんが親御さんから受ける影響はとても大きなものです。だからこそ親子通園をおこない、そこで親御さんが変わることで、お子さんの成長に繋がっていきます。お子さんだけでなく、親御さんの成長に立ち会えることが、私たちのやりがいになっています!