眞境名 由
2013年入社 介護職 沖縄大学 人文学部 福祉文化学科
【キリスト教精神に基づく『隣人愛』を学ぶ】
私の出身地である沖縄では、入職当時ユニット型の高齢者施設は多くはありませんでした。聖隷のユニット型の高齢者施設を見学させていただき、基本理念である『隣人愛』に基づいたケアを実践していると感じました。また静岡にある聖隷歴史資料館を見学させていただいた際に、基本理念について歴史を通して学び、感銘を受け、「ここで働きたい!」と強く思いました。
また、個々の利用者様一人ひとりに、そして一番近くに寄り添ったケアは私にとって新しく見え、「こういう職員になりたい!学びたい!」と思い、志望しました。
様々な研修や資格取得のためフォロー、福利厚生が充実していること、保育士や看護師、または障がい者施設で働く他専門職の同期との情報交換ができるのも魅力の一つだと感じました。
ユニット型特養で介護職として働いています。
入職時よりユニット型の特養で、介護職員として働いています。
個々の利用者様に安心して生活していただけるよう、介護職員同士だけではなく、相談員や看護師など他専門職と報連相をとり、チームとしてケアできる環境づくりに努めています。
「あなたがいて良かった!」笑顔と共に…
本文:一緒に笑い、時には一緒に悩んだり、利用者様一人ひとりの想いに寄り添いながらケアをすることを心掛けています。その中で利用者様が「あなたがいて良かった!」と笑顔で話をされたときは、「この仕事をやってきて良かったな」と実感します。
また、特養は利用者様にとって『最後の家』となることが多いです。看取られたあとに家族様から「この施設で最期を迎えられて良かったです」との言葉をいただいたときは、「そのお手伝いができて良かった」と、介護福祉士としての自信に繋がりました。
介護職一つを取っても、高齢者や障がい者、病院での介護など多種多様です。その中で気になる分野があり、ボランティアや施設見学できるチャンスがあれば、積極的に参加しましょう。職員の現場での動きや利用者様の生活の様子を体験すると、「こういうところで働きたいな」「この分野は自分に合っていない気がする…」と、様々な気付きがあると思います。長く働くためにも、こういった気付きを大切にし、働く将来の自分をイメージしましょう。