M.M
2020年入社 グループホーム ポピー担当 京都女子大学 家政学部・生活福祉学科
私は今、自閉症の利用者さんが落ち着いて生活できるように、1日のスケジュールの提示の仕方を思案しています。言葉だけではなかなか伝わりにくいので、ボードに書いたり、タイマーを使ったりと視聴覚に訴えることで理解してもらえないかと工夫しています。
いこま福祉会は地域の人との関わりを大切にしている法人です。今はコロナでなかなか難しいですが、近隣の学校と交流したり、利用者さんが作った野菜やお菓子、さをり織りの作品をイベントに出品したり、法人のお店で売ったりしています。秋に行われるいこいこまつりは1番大きなイベントで利用者さんと地域の人々が一緒になって作り上げる楽しい祭りです。地域の人と数多く関わりを持ち、利用者さんを身近に感じてもらうことで、障害者理解のきっかけ作りにしています。
人と人との心の触れ合いを大切にしながら仕事をするように心がけています。自分の思いや望みを言葉にして人に伝えることが難しい利用者さんがほとんどです。利用者さんの言葉にはならない思いや望みを感じ取りながら支援するように心がけていますが、なかなか通じ合うことが難しく、うまくいかないこともあります。そんな中で利用者さんの笑顔を見ることができた時はとても嬉しく、心が温かくなりこれからも頑張ろうと思えます。