社会福祉法人大阪自彊館

「日々成長」

M・W

ケアスタッフ  椙山女学園大学  人間関係学部人間関係学科

Q入社のきっかけは

就職活動の際に施設見学に参加したことです。私は大学で社会福祉を勉強していました。特にホームレスや生活保護などの貧困問題に関心があり、救護・生活困窮者支援に取り組んでいる大阪自彊館の施設見学に参加をしました。教科書でしか知らなかった救護施設を実際に知り、様々な事情を持った方が同じ施設内で生活していることや、入退所の多さに驚いたと同時に、その分多様な利用者支援がなされていること、たくさんの方と関われることがとても面白いと感じ、自分も働いてみたいと思ったのを覚えています。
他にも、救護・生活困窮者支援事業だけではなく、障がいや高齢など様々な分野の事業を展開しているため、人事異動により福祉の経験を積めることや、資格の助成制度があることで、自分自身が成長できる法人であると感じたこともきっかけの一つです。



Q今取り組んでいる仕事は?

救護施設のケアスタッフとして、担当利用者の要望を聞きながら生活支援を行っています。救護施設とは、生活保護を受給しており、障がいや依存症など様々な事情により居宅では生活が難しい方々が入所する施設です。20~80代の幅広い年代の方が暮らしていることもあり支援内容も様々で、金銭管理や服薬がしっかりできるよう練習や助言、通院や買い物の介助、役所等への手続きの同行、今後の生活について利用者やケースワーカーとの話し合いなどを実施しています。またルーチンワークとして、ADLの低い方に対して食事の配膳や入浴介助、シーツ交換等も行っている他、定期的に実施している創作・音楽クラブを担当し、日中活動を充実させるお手伝いをしています。
最初はどのように支援をしたら良いか分からず、また接し方を誤って利用者を怒らせてしまうこともありましたが、先輩職員からのアドバイスや同期の励ましによって乗り越えることができました。



Q社会福祉法人大阪自彊館のおすすめポイントは?

研修制度が手厚いこと、グループ制を取っていることです。大阪自彊館では、入職から3カ月間ペアレント制度として先輩職員がマンツーマンで仕事を教えてくれます。先輩職員と一緒に行動するので、利用者への接し方や日誌の書き方等、業務をしっかり覚えることができると思います。また、一日の動きや感じたこと等を記入する日報があります。私はこの日報を記入するのが大変でしたが、今思えば一日を振り返ることができるので、業務内容の定着や疑問点を見つける良い機会になっていたと思います。
もちろん3ヵ月で全ての業務が完璧に覚えられるわけではないです。研修期間が過ぎても、入職時から1つのグループに配属されるので対応に迷った時、困った時はグループのリーダーに相談することができます。また、月に1度グループミーティングで担当利用者についての報告を行うので1人で全てを背負うことはありません。相談のしやすい環境だと思います。



Q休日の過ごし方は?

ショッピングや映画鑑賞に行ったり、自宅でゲーム等をして過ごしています。土日や祝日に出勤をすることもありますが、その分平日に休みを取ることができます。人混みを避けて出かけられることが私はとても良いと思っています。また年に2日間リフレッシュ休日が利用できるので年次有給休暇と合わせてまとまった休みを作り、旅行を楽しむこともあります。
新型コロナウイルスの流行により自宅で過ごすことが増えたので、読書もたくさんしています。大阪自彊館ではカフェテリアプランという制度があり、年に1度6万円が支給され本の購入等自分の好きな用途に使用できます。
また私は最近、大阪自彊館の助成制度を利用して精神保健福祉士の資格の取得を目指しているので、勉強を頑張っています。