橋本 ゆきの
2017年入社 支援員 筑波大学 芸術専門学群美術専攻洋画コース
知的障がいのある方のアートは、個性豊かで、ストレートな絵が多いので、とても驚かされます。細かいところをしっかりと描く物事のとらえ方や、色調、構図なども味があって、不思議です。自分が勉強してきたアートは、テクニックや技法の知識を身につけるので、そういうアートとの違い、感性を感じています。魚の絵を描く人や、顔の絵をたくさん描く人もいます。色々な絵があるので面白いです。また、共生社のCDが制作されるにあたって、ジャケットのデザインをさせていただきました。表は、あじさいの花をイメージし、裏はあじさいクッキーを基にデザインしました。共生社の明るくあたたかい雰囲気を感じて、パステルカラーでカラフルに仕上げました。また、ミュージアムの管理や掲示物の作成も行っています。
わたしは、福祉の仕事にもともと興味がありました。でも、2,3社受けた中で、共生社の雰囲気はとてもおだやかで、でも明るく、良い雰囲気だなと感じました。説明会であじさいカレンダーの手刷りの印刷をさわったとき、インクがのっているあたたかみを感じたことや、人事担当の方の雰囲気も柔らかい感じで自分の感覚と合っていると思いました。
また、これまで自分がやってきたこと、美術の経験を活かせることも大きかったです。何らかの形で学んだことを活かせることが説明会や見学会を通してわかりました。
現場に入ってから先輩に丁寧に教えてもらえるのでさらにいろいろ学ぶことが出来ました。