社会福祉法人くらしのハーモニー

職員とご利用者、それぞれ出来る事を取り組み何かを創る楽しさ

荒川 翔太

2009年入社  ハーモニーやまはた 小規模多機能型居宅介護 介護リーダー  日本福祉大学  社会福祉学部 社会福祉学科

Q入社のきっかけは

大学では社会福祉、地域福祉について学び、「地域の様々な人と人がつながり合って新しいもの、よりよい活動を作り出すエネルギーの凄さ」と「人と人とを繋げるコーディネーターとして活動している社会福祉士さんの実体験」を目の当たりにしました。
地元ではない新しい場所で上記の様な活動をしてみたいと探していた中で出会ったのがくらしのハーモニーです。
「荒川さんが目指すことを実行するには先ず、地域に住んでいる人はどんな人か、どんな社会資源があるのか知っていくといいですよ。」と的確なアドバイスを頂きました。その後、「ともに生きともに学びともに支え合う」という法人理念について詳しく教えて下さったり、独り暮らしをする為のアドバイスを下さったのも、とてもありがたかったです。
「介護の仕事を通じてこの地域のことがもっと知りたい。」「自分がこの地域で出来ることは何か探していきたい」と思う様になったのがきっかけです。



Q今取り組んでいる仕事は?

地域で暮らす高齢者を「通い」「訪問」「泊り」でサポートする小規模多機能型居宅介護というサービス事業所で介護リーダーとして働いています。
もちろん皆さんがイメージするような食事・排泄・入浴などの支援を行っていますが、それだけではありません。
これまでご利用者がどんな性格なのか、どんなことが好きなのか、どんな生活を送ってきたのか、どんな人と付き合いがあったのかなどを把握し「その人らしさ」を支えるのも重要な仕事です。
そして、私たちが大切にしているのが「自立支援」です。人が幸せを感じるのはどんな時でしょう?「誰かに必要とされている」「自分にできることをやれる」と感じることが幸せの根本だと思います。高齢になっても、どんな障害や病気を抱えていてもそれは同じです。その人の出来ること、やりたいことを見つけ、誰かの為になっていると感じてもらう場面をつくることを私たちは大事にしています。



Q社会福祉法人くらしのハーモニーのおすすめポイントは?

私が良いなと思っているのは「ともに生き、ともに学び、ともに支え合う」という、くらしハーモニーの法人理念です。
介護って一方的に介助するイメージを持ってしまいがちですが、「昔好きでやっていた裁縫を生かして地域の祭りののぼり作りを担ってもらう」、「地域の神輿飾りを作ってほしいという依頼を受け一緒に作る」、「人生の先輩として恋愛のアドバイスをいただく」といった大小関係なくその人には役割があり、私たちもその人に助けてもらい教えてもらう、そういった場面をくらしのハーモニーは大切にしています。
そして、地域でくらすあらゆる人も法人理念の対象になっており、祭りや餅つきなどのお手伝いとして色んな地域の方に助けて頂いてます。来てもらうだけでなく、私たちが地域の人が行うイベントの手伝いに行ったり、介護予防の体操を出張して教える「出前体操」を行うなど、地域との支え合いを大切にしているのもおすすめポイントです。