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2019年入社 地域包括支援センター社会福祉士 東海学園大学 人文学部心理学科
大学では心理学を専攻していました。
心理学を学ぶ中で、心理学と福祉の強い繋がりを感じました。
在学中、支援を必要としているのに支援を受けていない人(受けることができない人)、そもそも制度を知らない人が多いことを知りました。また、支援を必要としているのに制度の狭間で支援を受けることができない人がいることに疑問を感じていました。
そこで、大学の講師からボランティア団体を紹介していただき、支援者が出向く「アウトリーチ」というアプローチで若者の支援をしていました。
活動に参加する中で、私は相談を待っているだけではなく、ひとりひとりに寄り添える人になりたいと強く感じ、大学卒業後は社会福祉士の専門学校で資格を取得しました。
「地域包括支援センター」の、地域課題に対し地域の人や関係機関等と連携しながら解決できるところに魅力を感じ、私もその一員として働きたいと思い、入社しました。
現在は、社会福祉士として地域包括支援センターで勤務しております。
仕事内容は、地域の高齢者の皆さまが住みやすい地域づくりや、介護予防の支援・認知症に対する普及啓発活動など幅広くあります。
困難な問題や課題にぶつかることが多く、悩んでしまうこともありますが、気楽にチームに相談できる環境なので、意見やアドバイスをもらうことができます。
また、地域包括支援センターでは対応できない問題や課題は、関係機関と連携することもあります。多職種との連携は勉強になることが多く、学びが多い職場です。
まだまだ未熟ですが、地域で気楽に相談できる人になれるように頑張っていきたいと思っています。
福利厚生がしっかりとしています。
年間120日超の休日があるので、充実したプライベートを過ごせます。地域包括支援センターは対人の仕事が多く、ストレスに繋がることもあります。自身に余裕がない時や、ストレスが溜まっている時にはできない仕事であると感じています。きちんと休日があり、リフレッシュができることで仕事が捗ります。
その他には、知識や経験が豊富なベテランの先輩がいるので、困った時も心配なことがあれば、1人で抱え込むことなく気楽に相談できる環境となっています。
また、様々な研修に参加することもでき、資格を取得した後も学びの機会が多いです。自身のスキルアップに繋がるところも魅力の1つです。
基本的に人と関わることが多い職場ですので、自身が経験してきたことがないことや、当たり前と思っていたことが、当たり前ではないことを感じる機会があります。
また、自分は何もできないと感じ、自分の無力さを感じる時もありました。その時には、先輩に相談することや自身ができる事を考えて少しずつ前を向くことができるようになりました。
自分にとって、ひとりひとりに寄り添うこととは何かを探していきたいと思います。