NPO法人楽笑

自分らしく働きながらも、成長できる職場

大桒裕美子

2014年入社  サービス管理責任者  名古屋芸術大学  美術学部美術文化学科

Q入社のきっかけは

もともと美術の勉強をしていて、障害のある方との関わりは、教員免許を取得した時に、福祉事業所や特別支援学校で実習をした時が初めてでした。その時に、言葉だけでなくコミュニケーションを取ろうと努力した経験や、こちらの反応を純粋に真っすぐに見て、返してくれる方々と関わって「障害のある方たちと一緒に働く」のもいいな、と思ったのが最初のきっかけです。その後、特別支援学校でも美術の教員として働きましたが、自分の進む道についてはまだ迷いがありました。アール・ブリュットと呼ばれる障害のある方のアート作品や活動を行なっている事業所なども知って、障害があってもなくても、もっと広く自由に芸術に触れあえる場所や発表の場づくりに関わりたいと思うようにもなりました。そんな時、地元でまだ小さいながらもアート活動をしている楽笑の存在を知り、ここから再スタートしたいと転職を決意しました。



Q今取り組んでいる仕事は?

日中支援サービスのサービス管理責任者をしています。利用者さんのニーズに合わせたより良いサービスを提供する為に、本人・保護者・現場との調整を行います。また、現場で出てくる様々な困りごとが解決されるように、支援者に聞き取りを行なったり、適切な対応を取れるように一緒に考えて、フォローと伝達をしていきます。福祉の仕事につく事が初めての職員もいます。日々小さなことでも報告連絡相談ができて、安心して働けるように、現場に顔を出して話をできる管理者であろうと努力しています。
また、自分がずっと好きで取り組んでいたアートに関する活動も、現場職員と協働しながら、創作系の活動を利用者さんと行ったり、その成果を展示で見せたりという事にも取り組んでいます。



QNPO法人楽笑のおすすめポイントは?

職場の人間関係・雰囲気がいい事がおすすめポイントです!一緒に働く仲間とは勤務時間の大半を一緒に過ごし、つらい事も楽しい事も、共に経験して乗り越えていく仲間です。だからこそ、一緒に働く職員とは、何でも話せる関係、良い事も悪い事も言い合える関係が理想です。非常勤職員も含めて、幅広い年齢層の職員と働きます。人生の先輩からも、若い職員の率直な意見からも、勉強になる事が多いです。時には、プライベートでも出かけるなど、公私ともに仲間と思える関係性を築く事ができたのも、楽笑だったからかなと思っています。
他にも、法人のおすすめできる部分として、そういう仲間とともに、一緒に新しい事に挑戦できるところもあります。楽笑は常に進化を続ける法人なので、新しく何かをはじめたり、考えたりする事は日々あります。利用者さんのために試行錯誤しながら、仲間と進み続ける事は大変ながらも大きなやりがいを感じる事です。