NPO法人楽笑

子ども達の成長をサポートすると同時に、自分自身も成長できる!

仲川舞

2014年入社  管理者兼児童発達支援管理責任者  日本福祉大学  社会福祉学部保健福祉学科

Q入社のきっかけは

楽笑を選んだ理由は2つあります。
1つ目として、福祉系大学で勉強をしていて、「福祉の仕事をしたい」と漠然とした想いはあった中で、どういう仕事が自分に向いているのか悩んでいました。そんな中、学生時代に楽笑でヘルパーのアルバイトをしていて、障害のある子どもや大人の方と楽しくお出かけして一緒に過ごしていくうちに、この分野の仕事の楽しさを感じ、「この先も楽笑でみんなと関わり続けたい」と思うようになり、入社に至りました。
2つ目として、学生時代は福祉事業所・病院などで実習やボランティアをしてきましたが、地域から外れた場所に事業所があったりと、地域から隔離されたイメージが強く残り、「何か違うな」と思いました。楽笑は地域との繋がりを大事にしているところに魅力を感じて入社を決めました。



Q今取り組んでいる仕事は?

入社時から6年間放課後等デイサービスの児童指導員として現場で子ども達と関わり、現在は管理者・児童発達支援管理責任者として働いています。子ども達の得意なこと、苦手だけど周りからの支援があればできることなどをまとめ、子ども達の成長をサポートしていくために千兵衛での目標や支援方法を示した個別支援計画を作成し、支援の方向性を提案しています。
子ども達と関わる時には、「肯定的な言葉で伝えること」、「褒めること」を意識しています。入社して数年間はコミュニケーションに支援が必要な子ども達が伝えたいことを理解できず、否定的な言葉で子ども達をパニックにさせてしまうこともありました。子ども達の視点に入り、「きっとこう思っているだろうな」「これが楽しいんだろうな」ということを受け止めることを意識するうちに、自然と否定的な言葉も減り、この仕事を通して子ども達と一緒に自分も成長していることを感じています。



QNPO法人楽笑のおすすめポイントは?

現場職員が声をあげたことが形になりやすいことです。
例えば、放課後等デイサービスの新規事業決定がそうでした。放課後等デイサービスを立ち上げてから数年間で、子ども達の障害のタイプが幅広くなり、一人ひとりに合った個別支援や集団活動の実施の難しさに直面しました。社会性を学んだり地域の子ども達と関わったりする中で自信をつける学童型の放課後等デイサービス、個々の障害のタイプに合わせてより専門的な療育を行う療育型の放課後等デイサービスが必要であることを法人に意見を伝え、2つの事業所に分けることが決まりました。建物の中のレイアウトや活動内容なども、それぞれの事業所の目的に合わせて現場職員が考えて形にしていきます。まだまだ自分の知識・経験不足もあって、大変なこともありますが、こうやって自分達で考えて形にできることはなかなか経験できないことだと思うので、楽笑のおすすめポイントのひとつだと思います。