社会福祉法人恵比寿会

お一人お一人に合った支援を考え続けています。

佐藤さん

2010年入社  生活相談員  専修大学  法学部政治学科

Q入社のきっかけは

大学では国際政治を専攻していて、介護とは繋がりのない分野だったので、当初はメーカーなど企業を中心に採用面接を受けていました。そんな中、「リーマンショック」が起こり、多くの企業が採用を縮小したり見送ったりした影響で、就職活動が極めて困難な状況となってしまいました。そこで、視野を広げて就職活動をしていく中で、母が介護福祉士として働いていたこともあり、介護施設で働くことを考え始めたことが入社のきっかけです。
厳しい経済状況の中でもフェローホームズは新卒採用を積極的に行っていたため、一層、興味を持ったという経緯もあります。それに加えて、当時の介護施設では珍しく、無資格でも可という新卒採用をしていたことも可能性が広がり、影響は大きかったです。入社前研修があったり、入社後に先輩職員が現場で丁寧なOJTをしてくれることで、経験や知識がなくても働きながら介護福祉士の資格を取得できるのも魅力的でした。



Q今取り組んでいる仕事は?

生活相談員をしています。
入社後、現場で経験や知識を付けながら3年後に介護福祉士の資格を取得しました。その後、リーダー、介護主任を経て入社9年目から現場を離れ、生活相談員となりました。
業務の幅は非常に広いのですが、一番はご利用者がその人らしく生活していけるよう、ニーズを汲み取り、ご家族と連携して支援するための相談・調整です。ご利用者の抱える課題を解決するため、介護・看護・栄養・機能訓練など施設内の職種間の連絡・調整をする役割も担っています。もちろん、施設内だけではなく地域や行政、他の介護事業所など、様々な介護福祉サービスとの関わりもあります。
相談員のやりがいは、その方の人となりを知り、ご家族の背景までを理解し、その不安や悩みを解決するための支援ができるということです。「この施設に入れてよかった」と言っていただけることに満足せず、お一人お一人に合った支援を考え続けています。