小原 朱稀
2012年入社 施設長 文京学院大学 人間学部 人間福祉学科
就職説明会に参加した時、睦月会が児童の施設を始めることを知り、療育に興味があったので、採用試験に応募しました。
まず就職して、療育とは何か・やりたい福祉とは何かを考えながら仕事をするよりも、楽しい気持ちが強い中で仕事をしていました。しかし、しばらくして先輩の支援を見て、どうして自分はできないのか、療育で何がしたいのか等と悩む日々が多くなっていきました。その時は、正直つらかったですが、中途半端なままで投げ出したくはなかったので、自分なりに考え周囲の人に助けてもらいながら毎日が必死で、気が付けばもう9年目になります。
最初は、うまくいかないことは当たり前。それでも考えることをやめないで、周囲に助けてもらいながら、辛い中にも自分なりの楽しさや喜びを見つけながら仕事を続けてほしいです。それを乗り越えた先に、きっとなりたい自分、やりたい福祉が見出せるのではないかと思います。
現在は、放課後等デイサービスの事業所立ち上げの仕事を行っています。この経験は滅多にできることではないと思います。現場とは仕事内容が違い戸惑うこともありますが、事業所の在り方や考え方を1から決めていくことで、現場に戻った時の見方が変わった気がします。また、自分の考え方が形になっていくことが何よりも嬉しく、今後のやる気にも繋がっています。
今は、実際に事業所がオープンした時のことを考えて「利用者も職員も楽しみながら過ごせる事業所」を目指して日々準備をしています。
自分がやりたいことに挑戦させてもらえる法人です。もちろん実際にやれるようになるまでには様々な経験を積むことは必要になりますが、自分がやると決めたときには上司や先輩のサーポートがある中で挑戦することができます。
私も、入職してからしばらくは放課後等デイサービスで現場経験を積んでいましたが、未就学児支援や保育所に通う児童の支援をしたいという気持ちを持ち続けていたら、現在は新規事業のプロジェクトに参加させてもらい、1から施設を立ち上げる機会をもらっています。
責任重大な仕事ですが、とてもワクワクした気持ちです。