中村 彩
2014年入社 相談員 文京学院大学 人間学部 人間福祉学科
子どもと関わる職業に就きたいと思っていたため、保育士の資格が取得できる大学へ進学しました。そこで実習やボランティアを通して心身の障害を持った方々と関わることでこの方々の生活を支えている障害者支援のプロの方達に初めて出会いました。そして障害者支援という仕事に興味を持ち様々な障害特性や子供から大人まで実際に関われる所で経験を積みたいと思うようになりました。様々な福祉施設を調べ、光の家について知り見学会に参加し、その後現場体験もあり、見学だけではわからないことも確認できました。現場体験ができるところはほとんどの施設ではなかったので、これから自分の働く環境の確認ができ安心にもつながりました。また、光の家は医療型施設でもあるので、福祉職だけではなく医療やリハビリなどの専門職との関わりも多く、利用者さんの対応方法も色々な専門職からの知識を教えていただけるので、実践力がついていくところも魅力でした。
入社して7年目になりますが、社会福祉主事・児童福祉司の資格も持っていたため、今は病棟配属ではなく地域支援事業部に配属となり相談員として勤務をしています。相談員の仕事は障害を持って地域で生活される方の相談・プラン作成、また入所の入退所調整等を行っていますが、現場で保育士として支援してきたからこその経験が活かされていると実感する場面が多々あります。外部の研修会などに参加した時に現場で学んだ実務経験の高さを感じ光の家に就職して良かったなと自覚することもありました。
まだ相談員としては1年目で実践が浅いため先輩について実践力を付けていますが、今後は積極的に研修やケース会等に参加し他機関と円滑につながる事についてもチャレンジしていきたいと思っています。
ご利用者様個々に特性や支援方法も異なり覚える事も多いですが、ご利用者様の情報シートを作成してくれたり、慣れるまで先輩がついて時間をかけて教えてくれます。また、新人教育担当もつくので振り返りを何度も行い些細な事でも相談できる環境も整っています。2年目からは担当ご利用者様を受け持ち、本人が希望する暮らしを考え支援計画を作成し、教えられた情報で支援する側から自分で考え支援していく側になります。3・4年目になると業務リーダーを任されるようになり、1日の業務の流れをリーダーとして把握し指示を出す立場となり、見えてくる環境も変わりますし、コミュニケーション能力の向上や責任感も出てきます。また、今度は新人教育担当となり、後輩から見られる立場となるため支援の情報や知識がより必要とされるため努力をしなければなりませんが、院内・院外研修の参加も職場が協力してくれる体制もあり、スキルアップ制度も充実しています。