足立 秀則
2011年入社 生活支援員 龍谷大学 社会学部
大学時代、障害者の入所施設で実習させてもらい、人間関係をつくっていく福祉職の現場に楽しさを感じました。
卒業後、一度は一般企業に勤めましたが、地元である福知山で暮らしたい、大学で経験したことを活かしたいという思いが強くなり、福知山で障害者分野を中心に幅広い福祉サービスを展開する福知山学園に入社しました。
現在は、80名の利用者さんが生活する障害者施設で支援員をしています。日常生活には基本となる流れはありますが、利用者さん一人ひとりに必要な支援は異なります。何が必要でどんな方法が良いのか考え、時には職員全体で話し合います。ゴールはありませんが、利用者さんの生活が少しでも良くなる事、それを繰り返す事がこの仕事のやりがいです。
そして、行事等の非日常的な楽しみを企画をする事も大切な仕事です。現在、行事企画のリーダーを担当しています。リーダーと言っても先輩も後輩もチーム全体で意見を出し合い取り組むので、不安よりも楽しさや充実感が大きいです。コロナ禍で盛大な行事は実施できませんが、出来る範囲でより大きな「楽しい」を企画しています。
また、現場業務とは別に、定期的に本部での会議にも参加しています。これは、法人の運営について、支援現場の意見を大切にしようとする福知山学園ならではでないでしょうか。
私は障害者関係を希望しましたが、地域の中で幅広く事業展開していることは福知山学園の魅力だと思いますよ。現場支援員だけでなく、各専門職、医務職員、調理職員、事務職員等々、多職種の色んな人と関わり連携しながら仕事を進めることは、私自身とても楽しいと感じています。チームで仕事を進める中では、キャリアに関係なく、一人の職員としての意見を発信しやすい場、雰囲気があることも大切な事だと思っています。
また、コロナ禍では地域のイベント実施も難しい状況ですが、福知山、その周辺地域では手作り市等のイベントが多く行われていました。活動で作った陶芸品・木工作品等を利用者さんと一緒に販売へ出掛けることも大きな楽しみです。福知山って意外と楽しくて暮らしやすい所ですよ。
暮らしやすい街で、楽しく仕事ができることに満足の日々です。
入所施設ということで、交替で休みを取るシフト制です。職員数が多く、安心して休みを取れることは良いですね。
コロナ禍においては、家で料理をしたり家族とのんびりと過ごしたりする時間を楽しんでいます。休日前には友人や同僚と飲みに行く事が多かった私にとっては少し残念ですが、家でリモートで飲むようになり、それまでなかなか会えなかった遠くで暮らす友人と話す機会は増えました。
とは言え、やっぱり外出を楽しみたいというのが本音です。ひいき目はあるかもしれませんが、福知山ってそれなりに遊ぶ所、お洒落なお店もあって暮らすには良い所ですよ。
京都・大阪・神戸へも1時間半くらいで行けますし、大学の友人にもよく会います。山や海にも近く、いろんな所へ出掛けやすい場所です。
楽しい休日を過ごせるからこそ、仕事も真剣に頑張れます。
そんな充実した暮らしができる職場、そして福知山という街にとても感謝しています。