萩下 志歩
2020年入社 介護職 東京医療秘書福祉専門学校 介護福祉科
直接「ありがとう」の言葉をいただける介護の仕事に憧れていたので、介護福祉士資格取得を目指して専門学校に進学しました。
洛和会の施設を初めて見学したとき、1番驚いたのはエレベーターに鍵がかかっていないことです。どの実習先にも必ず鍵がついていて、開かないエレベーターの前で何度もボタンを押す利用者さんを見てきました。洛和会なら、利用者さんはもちろん職員もストレスなく過ごすことができると思い、入社を決めました。
介護職として、利用者さん一人ひとりの生活に寄り添い介助しています。私が所属するユニットには、はっきりと会話ができる利用者さんはあまりいません。それでも、私の声かけに応じて目を開いたり、話そうとしてくださいます。ある利用者さんに朝の挨拶をしに行ったとき、声は聞こえないけれど「おはよう」と口が動いているのが分かったときは、すごく嬉しい気持ちになりました。
「身体拘束をしないケア」を行っているところです。洛和会では、ミトンやベルト付き車椅子、センサーマットなどの物理的な拘束はもちろん、エレベーターの施錠や監視カメラなども、目に見えない拘束と捉えています。