社会福祉法人天竜厚生会

子どもたちの気持ちに寄り添い、育ちを支える仕事

A・W

2018年入社    聖隷クリストファー大学  社会福祉学部こども教育福祉学科

Q入社のきっかけは

学生時代に当法人で実習をさせていただいた際、実習生の悩みにも親身になって的確なアドバイスを下さる当法人の職員の方々がとても優しく温かいこと。施設の雰囲気は、緑いっぱいの自然に囲まれた保育環境で伸び伸びと生活ができ、安心して子どもたちが過ごせる環境だと思いました。また、私は、保育教諭になる前の目標として、「子どもたちの日々の変化に気づいて様々な対応ができる保育者になりたい」という目標がありました。その為には、子どもたち一人ひとりの性格や成長段階に応じた関わり方を大切にし、ゆとりを持って個々に合わせた対応が必要となります。これらを達成していく為にも、日常の保育場面や研修を通して援助方法や子どもの心理等、働きながら学べる環境があるというところに惹かれました。



Q今取り組んでいる仕事は?

私は、保育教諭になって2年目で1歳児クラスを担任しています。少しずつ言葉のやりとりができるようになり、嬉しいことがあると「せんせい」と言って、笑顔で駆け寄ってくる子どもの姿がとてもかわいらしいです。子どもたちの日々一歩一歩成長していく姿を保護者の方と共に喜び合い、また、「嬉しいこと」「楽しいこと」「辛いこと」等、様々な子どもたちの姿を受け止め、一緒に考え寄り添う時間が、この仕事のやりがいだと思います。そして、職員間で話し合い、子どもたち一人ひとりの姿を捉えながら環境構成をしてくことの楽しさもあります。



Q一番うれしかったことにまつわるエピソード

保育教諭1年目は、0歳児クラスの担任をしました。0歳児の子との関わりに仕事を始めた頃は、戸惑うことが多々あり、どうやってコミュニケーションをとっていけば良いか悩む時期がありました。しかし、子どもたちの方から寄ってきてくれたり、ふれあい遊びや絵本の読み聞かせ等を通してスキンシップを図ることで少しずつ寄り添えるようになりました。言葉で会話をするということは難しい年齢ですが、1つ1つの子どもたちのアクションに応えていくことがとても楽しく、自分の思いを保育教諭に表情や仕草、喃語等を使って頑張って伝えようとする姿が可愛らしいなと、日々の関わりを通して実感し、癒される毎日でした。この仕事は、時に大変なこともありますが、子どもの気持ちが分かり合えた時、子どもが喜んでくれた時、やりがいを感じられる仕事です。