加地 美乃里
2019年入社 児童指導員 龍谷大学 社会学部臨床福祉学科
大学で児童養護施設へ実習に行った時に、障がい児と関わる機会がありました。
その児童は虐待を受けていたので、保護者と会うことはできません。それでも、母親に会うことを楽しみにしていました。
当時は、保護者に対して「なんで虐待なんかするんやろ」と感じていました。
しかし、保護者の方も虐待をしてしまうほど悩んだり苦しんでいたことを学びました。
このことから、障がいがあっても家族と一緒に生活できるような環境をつくっていくために、児童だけでなくその保護者にも寄り添った支援をしたいと考えるようになりました。
就職活動を進めていく中で、ぬくもりのことを知りました。
面接中の不安や悩みを聞いてくれるなど親身になって対応してくれ、一人ひとりの関わりを大切にしているのだと感じました。
そんな職場で、私も児童や保護者の方一人ひとりと向き合い、その方に合った支援していきたいと思い入社しました。
現在は、児童指導員として放課後等デイサービスで働いています。
小学1年生から高校3年生までの重症心身障がい児の放課後活動や休日活動の支援をしており、衣服の着脱や買い物などの将来に必要な生活体験や意思伝達支援などを行っています。
また、学校や関係機関と連携をとり、地域全体で児童を支える環境づくりを進めています。
支援を始める前は「どうやって児童と関わったらいいのだろう?」と悩むこともありました。
しかし、児童から様々なことを学んだり、たくさんパワーをもらったりして、児童指導員は“やってあげる側”ではなく“児童と一緒に学んでいく”のが仕事なのかなと思うようになりました。
今は、児童たちと一緒に、活動などを思いっきり楽しむことを心がけています。
児童から元気などたくさんのものをもらってばかりなので、これから返していけるように頑張りたいと思います!
ぬくもりでは、利用者の方一人ひとりの強みを活かした活動や取り組みを行っていき、その強みを地域でも発揮できる方法を一緒に見つけていきます。
また、利用者の方だけでなく本人のご家族の意見も取り入れることで、ご家族にも寄り添った支援していきます。
ぬくもりのスタッフは年齢層が幅広く、経験してきたことがそれぞれ違い、みんなが意見を言いやすい環境です。
支援が凝り固まらず、チームが一丸となって利用者の方を支えていくことが出来るところが魅力だと思います!
また、何か困ったことがあった時、誰に相談してもみんな親身になって聞いてくれるので、「また頑張ろう!」と自分を鼓舞することができます。
このように、ぬくもりは利用者の方だけでなくスタッフも自分らしくいられる環境なので、利用者の方と一緒になって楽しみながら支援をすることができます。