宇都宮志保
2019年入社 グループホーム支援員 兼 企画担当 慶応義塾大学 商学部 商学科
大学4年生の時に金融、人材、I Tなど、あまり分野の的を絞らず就職活動を始めました。ですが、どの分野も自分の中でピンと来なくなってしまい、一度決まっていた内定先をお断りすることに。そして、就職活動をやり直すことになりました。「自分が今、興味ある分野は何だろう?」「何のために、誰のために働くのだろう?」と考えた末、出てきた選択肢が「福祉」でした。2度目の就職活動のなかでFace To Fukushiのイベントに参加し、その中で今の法人と出会いました。
ゆうゆうは比較的若い法人であることもあり、自分自身が抱いていた福祉のイメージとは違った印象を受けました。「福祉を福祉で完結しない」、「ないものはつくる」、「サービスの『受給者』ではなく、『提供者』として捉える」など、一つ一つの理念に現状の福祉に対して挑戦するようなメッセージを感じ、共感する部分があったため、すぐにエントリーすることにしました。
現在は8名の方が入居されているグループホームで生活支援員として働いているかたわら、事務局で企画の仕事をしています。生活支援員の仕事は、食事や入浴介助、夜間帯の見守りが必要な方へのサポートが主な仕事です。グループホームでの生活は、あまり代わり映えのない、淡々としたものではありますが、利用者さんがホームで安心・安全に過ごせるからこそ、日中帯の活動で全力を発揮できると思って働いています。
企画の仕事では主にFace To Fukushiのプロジェクトに参加しています。その一つ、「非福祉系魅力発信事業“Social workers Lab”」では、福祉を学んでいない大学生にも福祉の魅力を知ってもらうため、様々なイベントを開催してきました。将来の就職先の一つとして「福祉」を入れてもらいたい、自分自身が他分野から福祉の世界に入ってきたからこそ伝えられることがあるのではないかと思っています。
法人が若く、職員も若い人が多いです。だからこそ任される仕事も大きいですが、それだけにやりがいもあります。やりたいことも声に出して、本人のやる気さえあれば、比較的実現しやすいのが働く上でのオススメポイントです。
働く環境としては普段から職員同士で話すことが多く、「今日は〇〇さんがこんなことをした」、「〇〇さんがこんなことを言っていた」と利用者さんのことについて職員同士で話せるのが働くうえでも楽しい時間の一つです。そうした何気ない会話から次の支援のきっかけが生まれたり、突然企画が決まったりすることがあります。また、プライベートで職員同士ご飯を食べにいくこともありますが、部署によっては誕生日会を開催したりと、仲間同士で楽しんだり、気遣おうとする雰囲気があるのもゆうゆうらしいオススメポイントです。