社会福祉法人福祉楽団
【職員】きっかけは託児所があったから 恋豚・店長 香取さん
2022.04.11

きっかけは託児所があったから  恋豚・店長 香取紗也加さん

 

 「恋する豚研究所」の食堂の店長であり、2児の母でもある香取紗也加さん(30歳)は、2016年にパートタイムの職員として福祉楽団に入職した。親が共働きでテレビっ子だったことから、テレビ業界を夢見て、以前は都内でカメラアシスタントとして働いていた。


 子どもができたことがきっかけで地元の千葉県香取市に帰り、カメラにかかわる仕事を探したが、条件に合う仕事が見つからなかった。そんななかで「託児所あり」という福祉楽団の求人が目にとまった。 


テレビ業界で培ったコミュニケーション力と接客力で、すぐに食堂になくてはならない存在になった。産休を経て、持ち前の明るさを買われ、2020年12月に食堂の店長になった。


「託児所に惹かれて入ったのに、こんな立場になるなんてびっくり。パートとして入ってきたのでいろいろな立場の人の気持ちが分かる。近い距離で話のできるリーダーでいたい」と話す。

 

障害のある人と働くことに苦戦することも多い。「香取“ちゃん”って呼ばれたり。威厳がないのかな(笑)」と距離感に悩むこともある。 そのなかでも、仕事を教えることへの思いを話してくれた。


「いつか親を頼れなくなったときに、生活のなかで“食”はとても大切。包丁を使えれば自立にもつながると思うので、やりたい仕事はどんどん挑戦してもらいたい。『家でこんな料理つくったよ!』と教えてくれる人もいてうれしい」。 


今では地域を盛り上げたいと思うようになり、「恋する豚研究所」が地元の活性化につながると考えている。「ここに来れば美味しくて、 わくわくして、地域のことも知れる。1K(農林事業)やスイートポテト店も巻き込んで、『香取市と言えば恋豚!』となるのが目標」と楽しそうに話す姿に、私もわくわくした。 


「『ママは店長なんだ』と娘が自慢気に話してくれる」とほほ笑む香取さんの目は、とても優しい。今日も「恋する豚研究所」には香取さんの明るい声が響いている。 


(※この記事は、福祉楽団の広報誌『GAKUNAVI 2022年3月号』に掲載されたもので、記載の情報は当時のものです。


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