就職活動中に偶然説明会のチラシを姉にもらって行きました。
参加する前は、福祉に興味はあったものの、資格も持っていなかったですし、福祉の仕事に闇を感じる部分もありました。笑
実習で釣りのイベントに参加して、今でも印象に残っているのが、一緒に魚を釣り上げてヘルパーと利用者の方がハイタッチをしていて、2回目でハイタッチをしようとしたときに、利用者の方が立ったままで、「せぇへんのかい」とツッコんでいたことです。
文字だけだと冷たく感じるかもしれませんが、そのやりとりが笑えて、もちろん関係性などがあった上で言っていて、自分にとってはみんなで楽しそうで、こんな事業所あるんやと思いましたし、障害のある方にツッコんだりって何となく遠慮したりする部分が自分にはあることも気付かされて、自分の価値観が変わったように、自分も誰かの価値観を変えたいと思って入社を決めました。

ヘルパー派遣を行うヘルプセンターと・らいずで京都・高槻などのエリアを担当しています。障害のある方の外出やご自宅での入浴や家事のサポートが主な仕事です。
外出を通して、人と関わることや自分で選択するという経験を積み重ねていけるようにサポートすることを心がけています。また、楽しかった出来事が将来自分を支える経験になったり、反対の出来事に直面することで自分なりに考えて成長する経験になったりするのではと思います。
一人一人がどうしたいかを聞きながら、サービスの調整やチームで必要な支援を考えたり、見直して、より良い支援をつくっています。

利用されているご本人の支援という軸がぶれないところだと思います。どう関わっていくのが良いか悩んでいるときに、上司に相談をすると「◯◯さんはどうしたいんやろ？」「それって本当に必要なん？」など支援が一人歩きしていないか考えさせてくれます。また、支援の導入やご家族・他機関への聞き取り、会議の開催なども、サポートくださりながら任せてもらえるのもおすすめポイントです。