熊谷侑梨
2019年入社 保育士 聖和学園短期大学 保育学科
入職のきっかけは、なのはな会の実習に行った時でした。
子どもたちだけではなく、先生方も一緒に楽しんでいる姿を見たことがきっかけでした。その姿を見て、「私も子どもたちにこのような保育をしたい!」と思い入職を決意しました。
ちなみに、この分野にたずさわりたいと考えたのは、弟が障がいを持っていることがきっかけでした。大学生になり、就活を考えている時に、今の職場を学校の先生に紹介していただきました。
今は、7名の子どものクラス担当をしています。
子どもたちと接する上では、遊びを通して人との関わり方が身につくことを大切にしています。
人との繋がりができてくると、次は、成長する上で必要なこと(基本的生活習慣)を大切にし日々子どもたちと向き合っています。
以前、仕事で失敗をした経験があります。
初めて「風船で羽根つき」をした時に、急にチーム戦を持ちかけてしまい、子どもたちが呆然としてしまいました。
子どもたちは遊び方もわからないのにチーム戦を持ち掛けたのは早かったこと、段階を踏むことが大切だということを先輩職員に教えていただきました。その後、繰り返し打ち合うことからはじめると、段々と慣れてチーム戦を行うことができました。
今では、この時の失敗が他の遊びで活かされています。
失敗を経験し、その経験を活かして子どもたちが楽しむ姿や成長している姿を見られることが嬉しいです。
とにかく先輩職員のみなさんが優しいです。
自分の仕事で忙しいはずなのに、いつも丁寧に分からないことを教えてくれます。また、何に対しても「ありがとう」という言葉をみんなが大切にしている職場だな、と感じています。私も、日々感謝することばかりです。
また、委員会活動やグループホームのヘルプは分野が違う職員さんたちと触れ合えることも魅力です。いつも接しない人たちと話しをするのはとても新鮮ですし、新しい発見もたくさんあります。
人との繋がりが多くあることの魅力を、いろんな人に知ってもらいたいなと考えるようになりました。
とにかく慣れることに必死でしたが、子どもの成長を近くで見ることができることにやりがいを感じていました。
中でも、「水族館を作ろう」という活動をしたことが一番印象に残っています。
魚に興味がない子どもたちも、水族館の世界に引き込まれていく様子が印象的で、事前準備や雰囲気づくりの大切さを学ぶことができました。