福林 範子
2008年入社 介護職員 ケアサービス課 4F担当主任 京都府立大学 福祉社会学部 福祉社会学科
子どものころから高齢者に興味があり、いずれ働くときには高齢者福祉に携わりたいと思っていました。
高齢者福祉の職場にもいろいろな種別があることを在学中に知り、自分だったらどこで働きたいかを考えるようになりました。
社会福祉士の資格を取ろうと、実習、国家試験の勉強を重ねる中で、まずは相談援助職ではなく、現場で成長したいと思う様になり、介護の求人を探しました。こちらの法人の求人にあった理念に興味を持ち、説明会に参加した際、当時の担当者から「有料老人ホームにもいろんな形態があります。でも株式会社は株主の為に仕事をします。私たちは純粋に目の前にいる入居者の為に仕事をしています」という話を聞き、自分のやりたいことと同じだなぁと感じたのを覚えています。
経営母体も大きく、しっかりしていると感じたこと、福利厚生も良いと感じたため、こちらに応募することになりました。
現在は、ケアサービス課という日常生活に介護が必要なご入居者を担当する部署で働いています。
一般的にイメージされる「食事」「入浴」「排泄」はもちろんですが、居室清掃、受診付き添い、レクリエーションの実施など、その方の生活全般に関わる仕事です。
入職してすぐは、比較的自立度の高いご入居者を担当する部署に配属となり、そちらで10年近く働いていた為、異動になった時は不安ばかりでした。しかし、それまで学んできた経験や、新しい部署でも先輩に教えていただき、今では和気あいあいと仕事に取り組むことが出来ています。
介護の仕事、というとまだまだマイナスなイメージがあると思います。ただ、一人の人間に深く関わり、一緒に喜んだり悲しんだりできる大変にやりがいのある仕事だと感じています。
当法人は、全国に7か所の有料老人ホームを設置しています。
また、有料老人ホームのパイオニアとして40年以上の実績を積み重ね、歴史、規模ともに日本有数の大きさとなっています。
「元気付き有料老人ホーム」というネーミングの通り、入居時自立型の施設であるとともに、入居後も健康寿命を出来るだけ長くのばしてもらえるよう、心身ともに様々なプログラム(アスレチックジム、脳トレや日常生活に関する調査など)を提供しています。そのため、お元気な入居者が多く、こちらもさわやかな気分で仕事に就くことが出来ます。
入職後は階層別の研修もあり、同期たちと節目節目で一緒に成長していくことが出来ます。
職場ではエルダー制度を導入し、先輩とマンツーマンで業務に入ったり、悩み事を相談することもできます。
公休も月に10日取得でき、職員旅行も国内外のメニューから選ぶことが出来るなど、働く人を大切にする風土があります。