金子 真綾
2018年入社 介護士 常盤大学 教育学部こども教育学科
私は大学2回生の時、施設実習で心の森にお世話になりました。保育現場でインクルーシブ保育が行われており、そこにとても興味を持ちました。幼い頃から障害のある子どもと一緒に過ごし、お互いに助け合いながら成長している姿がみられ、私もここでインクルーシブ保育を通して一緒に保育がしたいと思ったのがきっかけです。また、上の子は下の子の手本になろうとしたり、思いやりが育ったり、下の子は上の子の真似をして色々なことに挑戦しようとする姿がみられ、異年齢保育の素晴らしさに驚いたことを今でも覚えています。他にも子どもたちの"声"が主体となり進んでいくプロジェクト保育。みんなで同じ遊びをするのではなく、個々がやりたい遊びを見つけ日々発せていく保育のやり方に魅力を感じ、入職したいと思うようになりました。
2019年に保育から特養に異動になり、今特養花の森で高齢者の方々と一緒に過ごしています。特別養護老人ホームには、自分では体を動かすことが難しい方、支援が必要とされる方が入居されています。全て職員が手伝いをするのではなく、利用者が自分で出来る力を出すことが出来るようご自身で出来ることはしていただくようお声掛けをしています。私が介護をしている上で気をつけていることは、個々の今までの生活を尊重しその人に合ったお手伝いをする事です。技術のない私にはとても難しい事でしたが、介護経験のある職員にアドバイスをもらいながら利用者の身の回りのお手伝い(排泄、食事、入浴)をしています。また、興味を持ってくれた利用者と一緒に季節や行事の飾り物を作り、様々なことを一緒にしながら日々を楽しんでいます。
みかり会は、職員同士も仲が良く職場の雰囲気がいいです。保育、介護、障害と様々な施設があり、行事を通して交流しています。また、外部から講師が来てくださったり、内部研修があったりと様々なことを学ぶ事ができる研修やフィードバック研修といい一年間の仕事を楽しく振り返りをすることができる研修などもあります。普段会えない同期とアイスブレイクしたり、悩み相談し仕事に対するモチベーションを上げたり、自分の中にもっていない知識や関わり方、環境の整え方を自分の知識として現場に持ち帰ることができるのもフィードバック研修のいいところです。他にも、職員間の交流の場を作って頂いています。バレー、運動会、フットサルなどのレクリエーションや食事会を楽しみ職員同士の関係を深めています。