兼松 亜矢
2012年入社 サービス管理責任者 日本福祉大学 社会福祉学部
中学生の頃一緒に暮らしていた祖母の介護が必要になったこと。
これが私が福祉の道へ進もうと思ったきっかけでした。
以前のような生活ができなくなった祖母を支える介護士の方や、祖母や家族の思いに寄り添って色々な相談に乗ってくれる相談員の方の存在。
急な環境や状況の変化に戸惑う私たち家族にとっての支えとなり、それを仕事として取り組んでいる姿。
中学生ながら憧れを持ったのを、はっきりと覚えています。
実際に働くようになって、正解がない支援に難しさを感じ、うまくいかないことで悩むこともあります。
しかし利用者の方やご家族との関わりの中から生まれる笑顔や、「ありがとう」の言葉をダイレクトに、そして一緒に共有していける日々に、とてもやりがいを感じています。
今は、障害者支援施設でサービス管理責任者として働いています。
業務は、入所相談の対応や各種役所手続き、施設行事の計画・調整など多岐に渡ります。その中で中心となるのは、個別支援計画の作成です。利用者の方が施設で生活するに当たり、どのようにしたらその方らしく楽しく毎日を過ごしていけるのか、ご本人の希望、ご家族の思いを確認した中で、介護・看護・栄養・リハビリなど多職種で検討し計画を作っていきます。例えば「クラブ活動に参加して毎日充実した生活を送りたい」「訓練をやって自分でできることは頑張りたい」などそれぞれの思いを計画という形にしていきます。
そしてそれを実際の生活の中できちんと実践していくためには、日頃から多職種との連携や協力が必要となっていきます。直接的な介護とは違った利用者の方との関わりとなりますが、そういった視点で、利用者の方の思いに寄り添えるよう日頃から心掛けて接しています。
私は「働くなら楽しく、長く続けていきたい」と思っていたので、【職員としての働きやすさ】を重視して愛知県厚生事業団を選びました。
年間休日の他にリフレッシュ休暇などの休暇制度も充実しており、施設全体で休みやすい環境が整っているのが魅力的でした。
実際に休みの日には好きな旅行に行ったりし、メリハリを持った働き方ができています。
また、高齢・障害・児童と色々な種別の施設を持っているのも強みです。
社会福祉のニーズが多様化している中で、特定の種別だけでなく色々な現場で経験してきた職員も多く、私も良い刺激となり、日々学びながら働くことができています!