E・M
2016年入社 日本福祉大学 社会福祉学部社会福祉学科
大学3年生の頃、法人内にある複数の施設で実習をさせていただきました。当時、就職活動に関してはぼんやりとしか考えていなかったわたしは、就職先として意識していたわけではありませんでした。しかし、実習を終えてからいつも頭に浮かんだのは、天竜厚生会で働く職員の「人」に対する謙虚でまっすぐな姿勢でした。ご利用者に対して熱い想いをもって働く職員の姿。実習で行き詰った私の言葉に共感し、向き合って下さった職員の姿。「目の前の人を大切に想う人」に憧れた私は、迷わず天竜厚生会を選びました。入社して5年目になりますが、今でも、熱い想いをもって働く職員から、たくさん刺激をもらっています。これからも「こんな人になりたい!」という気持ちを忘れず、励んでいきたいです。
特別養護老人ホームのケアワーカーとして3年間配属された後、地域福祉課のソーシャルワーカーとして配属されて2年目になります。ケアワーカーとして働いていた頃は、「入所されているご利用者の立場に立って考えること」を心掛け、業務に励んできました。現在は、地域で生活する方々(高齢者・障がい者・児童)を支援する事業の管轄部署として、事業運営や定例会議の開催等に携わっています。その他、行政機関や一般企業だけでなく、地域にお住まいの子どもから大人まで、幅広い立場の人と様々な役割をもって関わっています。高齢者との関わりはほとんどありませんが、年齢や立場に関係なく、「その人の立場に立って考えること」が大切だと改めて実感しています。法人の中核となる部署で働くことに大きな責任を感じる一方、非常にやりがいを感じます。
ケアワーカーとして働いていた頃は、目の前にいる「人」に「今なにができるのか」を考えていました。現在は事務仕事も多く、支援が必要な「人」が目の前にいないことがほとんどです。しかし業務に励む上で、これまで会ったことのない「人」の顔を思い浮かべることは、これまで以上に多くなったと感じています。「人」を想い、企画を提案し、同じ部署の職員と同じ想いをもって取り組み、それが形になったとき。また、その企画を通して、多くの「人」の笑顔に触れ、「楽しかった!」、「またやりたい!」との声が聞かれたときには、とても大きなやりがいを感じています。地域福祉課のソーシャルワーカーになった今、チームで取り組み、最後までやりきることの楽しさを実感しています。