中学生の時に祖母が祖父の介護をしていて、その当時は中学生なので何もすることが出来ず「おじいちゃんに何かしてあげられたらいいな」と思いながら見ていたんです。その時から、介護や福祉の仕事っていいなと思い高校は、ヘルパー2級が取得できる学校へ、そして北翔大学で本格的に介護を学びました。
就職先は苫小牧市を中心に考えている時に、自分が介護福祉を目指すきっかけとなった高齢者福祉に特化している緑陽会を見つけ、入職することになりました。

　現在は、介護職員として利用者様の生活の支援を行っています。学校で学んでいる時は友達に対して簡単に出来ていた介助が、実際の利用者様ではうまくいかないことがありました。先輩方に利用者様それぞれの特徴を教えてもらい、どんどん知っていくことで、少しずつスムーズに対応できるようになりました。この仕事をやっていると、利用者様と楽しくかかわっている時や「ありがとう」と言っていただけたときには「嬉しいな、やっていてよかったな」と本当に思います。
　仕事をする上で私が心掛けていることは、常に笑顔で接すること。介護者が怖い顔をしていたら自分が介護してもらう立場だったら申し訳ない気持ちになってしまいますよね、常に笑顔で対応できるよう心がけています。

　法人のおすすめポイントは、まず「子育て支援」です。私は現在子育て中で、出産する3か月前まで勤務し、産休・育休を取得。子どもが9か月の時に保育園に入れたので、現在は仕事と子育てを両立しています。２つめに「教育体制」です。毎年4月に行われる新任研修では、座学だけではなく実技を取り入れ、配属先では、指導担当制と本部直轄のキャリアサポート担当者によるサポートプログラムにより、自分自身の課題や強みを客観的に判断してもらいながらステップアップ出来るため、福祉学部卒業生はもちろん、福祉以外の学生にも安心して働いてもらえる環境です。また、私が所属している樽前緑樹園は、この春移転リニューアルを予定しています。綺麗な施設でユニットケアも行われるので、より利用者様一人ひとりに関われることを今から期待しています。そして、法人の所在地である苫小牧市は北海道の中でも、とくに雪が少なく道外の方でも過ごしやすいですよ。