岡本 南美
2016年入社 児童指導員 美作大学 生活科学部社会福祉学科
大学では社会福祉学を専攻しており、様々な福祉分野を学んできた中でも、実習やボランティア活動を経験して児童福祉に興味を持ちました。
実習では、障害児施設等児童福祉施設で行いました。そこでは子どもたちの生活の支援を行い、実習を通して子どもたちの生活をもっと支援していきたい、子どもたちにとって生活しやすい環境を提供していきたいと思うようになりました。
実習後、就職は入所の児童福祉施設を視野に入れ、ボランティアや職場見学を行いました。また、大学時代の恩師にも相談を行い、ももぞの学園を勧められました。職場見学を行い、生活舎のアットホームさ、雰囲気、職員の方の優しさ等を知ることができ、ももぞの学園で子どもたちの生活を支援したいと強く思い入職しました。
私は児童指導員として子ども達の生活の支援を行っています。
障害児入所施設では、学生の頃、私たちが生活してきたように、子どもたちも同じ生活を送っています。ご飯の配膳、登校時の送り出し、下校後の宿題の見守り、学校の準備や必要に応じて入浴支援を行っています。休日はみんなで散歩に行ったり、グラウンドでボール遊びをしたりと子どもたちと一緒に遊びを楽しんでいます。また長期休暇では、子どもたちが暇をしないよう、季節に応じたイベントを設けたり、その他にも外出・自炊活動(おやつ作り)等を企画したりしてみんなで楽しんでいます。
入所施設なので、起床時から就寝時、夜間まで職員が常時勤務し、子どもたちの生活の支援・見守りを行っています。
ももぞの学園に所属して4年目になりますが、入職してからずっと先輩方との距離が近く、悩みごとの相談も親身になって相談に乗って下さいます。仕事では、子ども達の生活を支援していますが、職員も一緒になって行事ごとや日々の生活を楽しんでいます。プライベートも仕事も両方充実しており、とても楽しい生活を送ることが出来ています。
ももぞの学園は子どもの入所施設なので、子どもたちの成長を身近に感じることができます。重・中・軽度で障がい特性は様々ですが、「できなかったことができるようになる」という場面を見た時はとても感心し、この仕事をしてよかったと思う事ができました。
例えば、「手でご飯を食べていた利用児がスプーンを使用してご飯を食べれるようになった」・「気持ちを伝える事が苦手だったが少しずつ気持ちを伝えられるようになった」等、できるようになったレベルは様々ですが、できない事を課題として挙げ、長い目で支援を続けていきますが、できるようになった時の感動と喜びはとても大きく、一生懸命支援してきてよかったと感じることができます。