社会福祉法人柚の木福祉会

自分の『好き』を仕事に!

劉 庭宇

2017年入社  塾長  山口県立大学  社会福祉学部社会福祉学科

Q入社のきっかけは

「人の人生に関わりたい!」という思いで、福祉の世界に飛び込んでみました。そこで知ったのは「地域福祉」です。「地域福祉」は『まちづくりをする』ということを知りました。そこからは地域福祉にどっぷりはまり込みました。いつか、子どもも、大人も、障がいがある方も、ご高齢の方も、みんなが笑って過ごせるまちを作りたい。それが私の夢になりました。
そしていざ始まった就職活動。いくら探しても私の夢を実現できそうな会社は見つかりません。ある日、求人サイトをぼーっと見ていると「小学校の中にある作業所!」というのを見つけました。
「これは見てみたい!」と思い、すぐに見学に行きました。そこには笑顔で出迎えてくれる利用者様がいました。最高のおもてなしを受け「ここだ!私がしたいのはこれだ!」と確信しました。
障がいがあっても自分の人生を楽しんでいる。しかもそれを小学生に自分自身で伝えている。私の中で理想の場所でした。



Q今取り組んでいる仕事は?

私は『誰もが安心して暮らせるまち』を作っています。私が所属する「ふれあいの部屋」では、障がいのある方と小学生が互いを認め合い、ともに生活をしています。
「障がいがあるから特別扱いしないといけない」そんなイメージはここにはありません。この教室は訪れた方が、みんな笑顔になるような教室です。私は人の笑顔を作る仕事をしています。「どうしたら利用者様が笑顔になるのか」「どうしたら小学生が笑顔になるのか」、『笑顔』を引き出す工夫を常にしています。私は『楽しい』が、人と人との壁を破る大きな鍵だと思っています!
ここ「ふれあいの部屋」から、障がいの理解や福祉の理解、『みんなちがってみんないい』ことなど明るい福祉を伝え、障がいの有無に関わらず、子どもからご高齢の方までが楽しい人生を送ることができるサポートをしています。
福祉に正解はありません。一人ひとりが楽しく生きられる環境を作るのが私の仕事です。



Q社会福祉法人柚の木福祉会のおすすめポイントは?

「まちづくり」をしているところです! 利用者様のサポートをするだけでなく、地域の方々と連携を取り合うところが魅力です!町内会の方、PTAの方、ボランティアの方など多くの方が私たちを支えてくれています。まちの方と協力することで、障がいのある方やご高齢の方が参加する機会が増えます。私たちが施設で利用者様を見守るのではなく、まち全体で利用者様を見守っています。
また、私たちの法人は児童、障がい、高齢の三分野があります。多くの方々と関わりを持つことができるというところもポイントです!私たち職員もそうですが、利用者様や利用児様同士で関わりを持つことができるのは、とても良いことだと感じています。



Q仕事は楽しいですか?

単刀直入に言います。めちゃくちゃ楽しいです!!
私は人の笑顔を見ることが大好きです。利用者様の「できた!」の笑顔が見られた時、小学生の「ふれあいの部屋、楽しい!」の笑顔が見られた時、私は幸せで満ち溢れています。
私のモットーは「人生楽しんでいこう!」です。
仕事において困難な時や苦しいときはもちろんありますが、その中でも楽しめるものはないかと探し、自分自身が楽しく仕事をしています。自分が楽しむことで周りも楽しくなるのかなと思います!ここは自分自身も楽しめて、他の方の楽しんでいる姿も見られて、私にとっては最高の場所です!