髙井 若沙
2009年入社 在宅介護室ケアワーカー 人間福祉学科人間福祉専攻
中学校の頃から福祉について興味があり、高校から福祉について学び、大学では人間福祉学専攻しました。在学中に障害者支援施設や老人福祉施設など様々な福祉施設で実習を行い、そこで改めて人とかかわることの楽しさを知り、人を支える仕事に就きたいと考えるようになりました。今の法人に就職したきっかけは施設見学に行ったとき、そこで暮らす利用者さんと支援をする職員さんのかかわりを見て、それまでの高齢者施設のイメージは「利用者のお世話をするところ」というイメージが強かったのですが、ここではまるで本当の家族のような温かさを感じたからです。施設からの提案でアルバイトをさせていただき、実際にアルバイトをしたことでその施設の理念や空気感を肌で感じ、「この施設で働きたいな」と思い、縁があってこの施設に入社することになりました。
私はショートステイのケアワーカーですが、現在妊娠中ということもあり、直接介護の仕事はしていません。妊娠前は利用者さんの生活支援はもちろんですが、施設をしてくださる利用者さんに少しでも楽しんでもらえるようにレクリエーションに力を入れていました。
特に季節に合わせた行事や作品作りを考え、利用者さんに季節を感じてもらえるように取り組んでいました。例えばひなまつりの時期には自ら白粉で化粧をして着物を着て施設中を回ったり、お正月には神社や獅子舞を手作りしてお参りしてもらったり、利用者さんと一緒にお料理をしたり…。利用者さんももちろんですが職員も一緒に楽しめるようなレクリエーションをたくさん取り組んできました。利用者さんの楽しそうな姿を見たり、「ええとこにこさせてもろたわ」というような喜びの声をいただけることが私のモチベーションになっています。
この施設はワークライフバランスを推進しており、一人一人にあった働き方ができる職場です。実際私は病気や妊娠で思うように働けない時期があり、悩むことも多かったのですが、相談や勤務時間を調整してくださったおかげで今も仕事を続けられています。職場の皆さんもからも温かい言葉とたくさんのサポートをいただき、本当に支えられてきました。そのため私も出産後は職場に復帰し、支えてくださった皆さんに恩返ししていきたい、これから私と同じように悩んだりする後輩たちが安心して働けるように尽力していきたいと自然に思うことができます。そう思うことができる職場だと思います。
もう一つはこの施設は職員研修が盛んにおこなわれていて、施設内で認知症ケアや接遇などの学びの場があり、初めてこの仕事に就く人でも一から学ぶことができます。また、自分が学びたいことが見つかり、行きたい外部研修などがあれば積極的に参加させてくださいます。