藤澤加奈
2016年入社 生活支援員/世話人 飯田女子短期大学 幼児教育学科
私は、短期大学の施設実習で、障がい者施設に行きました。初めは利用者さんとの関わりで困り感や不安もありましたが、一緒に時間を過ごしていくにつれ、利用者さんが心を開いてくださる出来事があり、とても嬉しく感じました。
その経験が強く心に残っている中、学校から紹介があり、この街福祉会へ見学に行きました。
職員の皆さんが明るく元気に支援されている姿を見てとても楽しそうに見えたので、「ここで働けたら毎日が楽しそう!」「私もここで一緒に働いてみたい!」と思ったのがきっかけです。利用者さんの皆さんが笑顔溢れて活動をしており、自然豊かな環境の中で笑顔を輝かせ楽しんでいる姿が素敵だと感じました。
私は、日中の活動場所である通所施設と、夜間の生活の場所であるグループホームの2か所で利用者さんの生活のお手伝いをさせていただいています。
利用者さんが『今よりもより良い生活が過ごせるように』と心に置きながら仕事をしています。排泄や食事など様々な生活の支援を行っています。
通所施設のこの街学園では、生活クラブの配達をしており利用者さんと一緒に地域の方々に食品などを届けています。他にも農園作業や余暇活動など色々な活動があり、利用者さん一人ひとりがやりたい活動が出来るように支援をしています。
グループホームでは食事や整容・入浴の介助など生活の支援を行っています。利用者さんにとってはご自宅と同じ場所なので、希望を聞きながらゆっくり安心して過ごせるよう支援しています。利用者さんが日中にあった出来事や楽しみにしていることなどの話を聞いたり、悩みなどにはアドバイスできるよう一緒に考えています。
この街福祉会のおすすめは、職員がとても明るく元気でのびのびと働いているところです。また、法人内の他の事業所とも交流や研修があり、事業所ごと支援の良い点を学べたり様々なケースの例を検討する機会があったりと、支援について学べる機会が多いです。
職員同士が楽しく過ごせる懇親会などもあり、笑顔であふれる素敵な時間が流れています。
私は入社時より「私と関わった方が、少しでも笑顔で過ごし、楽しかったと思っていただける支援員になる」という目標を持っています。利用者さんとの関わりで笑顔を引き出せた時や利用者さんから私を選んで頂き一緒に過ごせた時がとても嬉しく思います。たくさんの職員の中から私を見つけると笑顔で近づいて来て、何をして欲しいのか伝えて下さる姿はとても心を打たれます。
利用者さん一人ひとりとの関わりの中で様々なサインがあり、言葉はなくてもそのサインをキャッチして支援が出来るまでの深い信頼関係を築くことが出来るこの仕事は、私はとてもやりがいのある素敵な仕事だと思っています。