関根 香奈
2010年入社 介護福祉士 リーダー 埼玉県立飯能高等学校
高校時代、曾祖母が認知症を発症して施設に入りました。その時私は面会に行って話をすることしかできませんでした。もっと何かをしてあげたい。そう思っていることを母に話したら、介護の仕事が向いているのではとアドバイスされ、組織が大きく安定している埼玉医療福祉会に入職しました。入職してみると、実際、福利厚生にも恵まれており、休みの希望も有給休暇も使えて取れています。収入の面でも国から支給される処遇改善金があり、世間で思われていそうな介護職は低賃金ということはありませんでした。この仕事を選んで本当に良かったなと思いました。私が働いている介護老人保健施設は、お泊りをして頂く入所サービスと、日帰り通所サービスがあります。私が働いている入所サービスは、入所なさった方が、ご自宅に帰れるようにお手伝いするのが最大の目標であり、他の職種と連携して、今できないことが1つでもできるようになるように務めています。
私の仕事の内容ですが、食事や排泄、入浴など看護師やリハビリスタッフ、ケアマネージャーと相談し決定していきます。そして様々な工夫をしながらお手伝いします。また、身体面の介助だけではなく、精神面もアプローチしています。季節の行事としてパーティーやお祭り、運動会などを行っています。 私は、現在認知症が目立つ方が多いフロアーを担当しています。今は、認知症についてもっと深く学んでいきたいという思いが強く、さらに認知症ケア専門士などの資格取得を視野に入れて仕事をしています。認知症は進行具合も症状も様々であり、介護も上手くいったり、思うようでなかったり、学ぶことがまだまだたくさんあります。ご利用者様たちと触れ合い、寄り添いながら関わっていきたいです。専門知識を身につけるとともに、入所されている方の本来の性格を把握し、尊厳を尊重して、より気分よく過ごしていただけるような環境作りをしていきたいと思います。
福利厚生に恵まれていて、休みの希望や有給休暇も取得し易い職場環境です。
介護職には、国から処遇改善交付金が支給されるので、以前よりも収入は一段と高くなりました。
働きながら安心した資格取得のサポート体制があり、就職して3年で介護福祉士の資格を取ることができました。